小児肺炎球菌ワクチン13(プレベナー13)
肺炎球菌ワクチン (不活化ワクチン)
(1)肺炎球菌は小児の細菌性感染症の主要な原因であり、細菌性髄膜炎、菌血症、菌血性肺炎などの侵襲性肺炎球菌感染症(Invasive Pneumococcal Disease: IPD) や、急性中耳炎、非菌血性肺炎など非侵襲性の局所感染症を引き起こします。
肺炎球菌は90種類以上の血清型に分類されますが、プレベナー13は、以前使用されていたワクチン(プレベナー=PCV7)に含まれる7つの血清型に加え、1、3、5、6A、7F および19A が含まれる13価肺炎球菌結合型ワクチンです。
(2)なぜ、新しいPCV13は従来のPCVより優れているのか?
(3)平成25年11月1日からは、新しいワクチンであるプレベナー13にすべて変更されます。
両ワクチン(従来のプレベナー=PCV7と新しいワクチン=PCV13、プレベナー13)の接種スケジュールは同じですので、残りの接種回数を、スケジュール通り「プレベナー13(沈降13価肺炎球菌結合型ワクチン)」で実施します。
(4)副作用
(a)局所(注射部位)の副反応で主なものは紅斑、腫脹
(b)全身性の副反応で、主なものは発熱で、最も多く報告されたのは各回接種後2日目であった。
(5)なお厚労省ホームページも御参照下さい。(左記をクリック)
(6)従来のワクチンであるプレベナー(PCV7)に関しては左記をクリックしてください。