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院長コラムゼロからの出発

RSウイルス感染症

RSウイルス感染症

〔定義・概念〕
RSウイルス(respiratory syncytial virus)は、乳幼児における気道感染の病原の代表的なものである。

〔病態・疫学〕
新生児期、乳幼児期においては、RSウイルスの初感染による病像は、細気管支炎あるいは肺炎を呈する。しかし、加齢とともにその症状は軽度となり、成人の場合には、かぜ症候群を起こすことが多い。冬期に、病院、乳幼児収容施設内などでは流行することがあり、乳児期の初感染では本ウイルス抗体の産生が悪く、また上昇した抗体も急速に低下することなどから、一度の感染で終生免疫が獲得されず、一生の間再感染を繰り返し、毎冬、未感染・既感染の両者を巻き込んだ流行を起こす。
インフルエンザ様疾患にはアデノ、RS、パラインフルエンザなどのウイルス感染症がある。このうちRSウイルスは通常、生後1歳までに半数以上、2歳までにほぼ100%が初感染を受け、うち30~40%が下気道炎を発症し、1~3%が重症化し入院治療を要する。
2006/07年シーズンに発熱と咳、鼻水等で医療機関を受診し、インフルエンザ迅速診断で陰性であった例の中でRSウイルス感染の頻度は3歳以下のみならず70歳以上の高齢者でも高かった。RSウイルス感染は、小児のみならず高齢者で頻度が低くないことが示されている。

〔臨床症状・検査成績〕
潜伏期は2~8日、典型的には4~6日とされている。通常、発熱、咳、咽頭発赤、鼻汁、鼻閉などが見られる。発熱は38~39℃に達し、平均1~3日間持続する。合併症としては呼吸器系における細菌感染が最も多い。中耳炎、副鼻腔炎を伴うこともある。
乳幼児では、発熱、咳、喘鳴で発症し細気管支炎、気管支肺炎などが認められる。
CRPや白血球数は正常~軽度増加する。

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